パソコン購入時にCPUという文言をカタログスペックなどでよく目にすると思いますが、みなさんはCPUがパソコンにどんな役割をもたらしてくれるパーツなのかご存知でしょうか?
もちろんパソコンに精通している方の多くは重々承知していることと思いますが、これからパソコンを始めて購入する方の中にはあまりよくわかっていないなんて人もいらっしゃるでしょう。
本記事では『CPU』に着目し、
- どんな役割を持つパーツなのか?
- どんな種類のCPUがあるのか?
といった簡単な解説をしていきます。
ぜひ、パソコン選びの参考にしてみてくださいね。
そもそもCPUとは何者?

きっと、多くの人たちはCPUという言葉を一度くらいは聞いたことがあると思いますが、意外とそれが何なのかわからないという人も少なくないようです。
確かに、パソコンにあまり興味がなかった人たちにとっては、intelやらAppleM-1チップとか聞かされても、『何それ?』ってなるのも頷けますよね。
では、そもそも、パソコンを動かす上でCPUってどんな働きをもたらすパーツなのかざっくり見ていきましょう。
CPUはパソコン上での頭脳・司令塔

結論から言っちゃうと、ズバリ、CPUはパソコンを動かす上での司令塔の役割をも足らず頭脳そのものです。
例えば、キーボードから文字が入力されたとき、画面にその文字を表示されるとしましょう。
その際にパソコン内部でどの様なことが起こっているかというと、
- ディスプレイは受け取った指示に従い文字を表示する。
- CPUはキーボードから受け取った信号をコンピュータが判別できる『文字コード』へと変換し、ディスプレイに表示させるよう指示を出す。
- キーボード内部からの信号がCPUに送られる
というような順番で動きが生じます。
あくまでざっくりとした言い方なので、厳密には大きく異なる点もあるかと思いますが、とりあえず、CPUはいろんなパーツからの信号を受け取り、目的のパーツへ指示を出す頭脳のような存在と捉えればOKです。
CPUの性能一つでパソコンの性能も変わる

先程CPUは人間に例えるところの頭脳にあたるとお話しました。
当然、頭脳が良くなれば性能も大きく変わります。
それって、変な言い方にはなりますが、頭脳明晰の人が有名私立大学をらくらく突破していくのと同じようなものと言えるでしょう。
もちろん、目的がそこまで高くなければそれほど頭脳明晰になる必要も無く、CPUもそこそこの性能で構いませんが、全くストレス無く快適にあれもやりたいこれもやりたいという人ほど、CPUに求める性能は高くなるのも当然です。
安価でコスパ重視と重宝されたCeleronCPUの存在

それこそWindows95が登場した1995年ごろのPC業界では、intel Core iシリーズ(後にご紹介していきます)のCPUの廉価版としてCeleronというCPUが一部で人気を博していました。
このCeleronというCPUは、intel Core iシリーズの廉価版というだけあって非常に価格が安く、簡単な処理だけを求めている(ビジネス用途や文書・資料作成、メール程度)ユーザーにおいては非常に重宝するCPUでした。
今も、一部の自作PCでは活躍しているCPUだとは思いますが、近年ネットゲームなどハイスペックな処理を求めるようになってきた環境では、だんだんより高性能なintel Core iシリーズなどのCPUに人気を奪われていますね。
CPUも購入するパソコン選びの重要な要素

このように、CPU一つでパソコンの性能は全然変わっていきます。
ゲームや動画編集などハイスペックな処理を求めているユーザーは、多少高価でも性能重視のCPUを求めるべきですし、逆に、文書・資料作成を中心に軽い処理でOKというユーザーは、できる限り安価でそれなりに機能するコスパ重視のCPUを求めるべきです。
カタログに記載しているスペック表をみれば、大抵はどんなCPUを搭載しているのか明記されていますので、まずは購入予定のパソコンがどんなCPUを搭載しているのか把握しながら、ご購入を検討されてみると良いと思いますよ。
CPUの種類

パソコンの頭脳と言うべきCPUというパーツですが、実は、CPUも様々なメーカーが製品化しております。
一昔前は、それこそintel製のCPUがほぼ一強(その裏ではCeleronのような一部コスパ重視のCPUも人気を博していましたが…)でしたが、今は、その他のCPUも同等に人気を博しています。
では、intel製CPUも含め、現在、主なPC環境下で主流と位置づけられるCPUの種類(製品)を簡単に見ていきましょう。
intelCore(または、Ultra Core)i シリーズ

これまで販売されてきた多くのパソコンに搭載されているCPUを作り上げてきた大企業『intel』の代表的なCPUが、
- intel Core iシリーズ
- intel Ultra Core iシリーズ
です。
主にWindows系のパソコンに起用されているCPUという印象が強いですが、以前はMac系PCでもintel系のCPUが起用されていました。
最新のMacには起用されていなかったりしますが、一世代を築き上げてきた超有名ブランドCPUとして、誰しも一度は聞いたことのあるCPUではないでしょうか。
intel Core(Ultra) iシリーズCPUの強みと言えば、
- intelブランドがもたらす安定力
- プログラミングや文書作成などに強い性能を持っている
といったところでしょうか?
ただ、ゲーム性能やマルチタスク性能においてはやや見劣りするところもあり、ゲーム中心または、音楽聴きながらプログラミングをやるといった並行処理を前提とするユーザーには若干向いていない傾向もあるようです。
もちろん、やや見劣りするというのは、この後で紹介するAMDRyzenシリーズのCPUと比較した場合の話で、最新のCoreUltraシリーズなどは、性能面で格段と向上しているので、絶対にストレスを感じてしまうというわけではありませんよ。
なお、製品番号にあるintelCore(またはUltraCore)以降の文字列についてですが、例えば、『intelCore-i712400』の場合、
- Core i7=CPUの細かなモデル名称
- 12=世代番号
- 400=モデルの性能(数値が高い程高性能)
となります。
ここもざっくりとした捉え方なので、カタログスペックを見た際に、このパソコンのCPUはどれくらいの性能を持つCPUを搭載しているのか判断材料にしてみてくださいね。
AMD Ryzenシリーズ

インテル社が作り上げたintelシリーズのCPUに次いで登場してきたAMD社が作り上げたAMDRyzenシリーズというCPU。
元々はコスパ重視のCPUという位置づけでシェアを拡大してきたRyzenシリーズですが、最近は、intel系CPUと人気を二分するまでシェアを拡大したこともあって、一部、高スペックのCPUが在庫不足に陥るなど価格が高騰しています。
ちなみに、私も価格ドットコムなどのサイトでintel・Ryzen双方の価格を比較してみたのですが、なんと、Ryzen系の方が1万円近く高かったりするケースもあり、驚きを隠せませんでした。
もちろんショップによって価格はまちまちなので断言できるレベルの話では有りませんが、intelと人気を二分するほどにシェアを拡大してきたことや在庫不足が見られることを鑑みると、価格が高騰していくのも納得はできるでしょう。
さて、そんなAMDRyzenシリーズの魅力といえば、
- ゲーミング性能
- マルチタスク性能
の2つが挙げられます。
つまり、intelがやや苦手としてきたところをRyzenシリーズのCPUがカバーしているというわけ。
この事により、ゲームやマルチタスク中心に考えているユーザーはRyzenを、事務処理・ビジネス用途、シングルタスク(例えばイラスト制作ならイラスト制作だけをやるとか…)中心ならintel Core iシリーズを選ぶといった、目的によってCPUを選ぶことができるようになりました。
特にWindows系PC購入の際には、そのへんも考慮して選択してみると良いでしょう。
Apple Mシリーズ

Mac系PCやiPhone・iPadなどを幅広く手掛けているApple社が、近年独自のCPUを開発したCPUが『Apple Mシリーズ』と銘打たれているCPUです。
主にM◯(丸の中は世代数が入ります)Macとか称されていることが多いのですが、これまでのintel系チップ搭載MacPCと比較して、CPUを自社開発したこともあって安価に提供されるようになりましたね。
また、これまではintelという別企業のCPUを使っていたのに対して、自社開発のMシリーズ系CPUを搭載することによって、処理速度も格段と飛躍しました。
何かと機能を統合しやすかったりとメリットも多く、安価でより性能の高いPCを創り上げる起爆剤となったことに違いはないでしょうね。
ちなみに、私が現在、このブログの記事をM1MacBookで執筆しています。
ネットで色々調べ物をしながら執筆したりしていてマルチタスクも快適にできているので、Mシリーズのチップセット(CPU)はAppleMac系PCにとっての救世主となったような気がしますね。
以上、主なCPUの種類3つを簡単にご紹介させていただきました。
厳密に言えば、他にもCeleron系、Snapdragon、Aシリーズ系などのCPUもありますが、ほぼ使われないCPUだったり、スマホやiPadに搭載されることが中心のCPUがほとんどなので、今回は割愛しておきます。
まぁ、あくまで簡単にこんなCPUがあるんだなとだけ頭の片隅にいれておくと、パソコン購入時の参考になると思いますよ。
まとめ
今回は、パソコンを使う上で、CPUとは何者でどんな働きをするものなのか簡単にご紹介しながら、CPUの種類(各メーカーから出ている主なCPU)についてまとめてみました。
基本的にCPUは各パーツに処理信号を受けて指示を出すことを目的としたパーツであり、CPUがなければ例えキーボードから文字を打たれようともディスプレイに文字を表示させることはできません。
頭脳と言われるだけあってそれだけ重要であり、各メーカーがしのぎを削りながらそれぞれの特徴を持ったCPUを輩出してくれているので、ぜひ、PC購入時は、どのCPUが自身の目的にマッチしているのか考えながら選んでみましょう。
なお、パソコンの性能とともにCPUの性能も時代によって進化が進み、形勢なども大きく変わったりしますので、また時折、その次代にマッチした情報として、時々CPUの情報も取り上げていきますね。



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