『話題のAnker薄型電源タップは超便利だが、給電不足に陥る意外な落とし穴も…』

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近年、MacBookやiPadなど所有するデバイスが増え、デスク周りのコンセントやUSBポート不足に悩む人が増えています。

そんな中、ACコンセントとUSBポートをひとつにまとめた Ankerの薄型電源タップ『Nano Charging Station』が登場し、ニュース等でも話題を集めています。

デスクが一気に整う非常に便利な製品ですが、これ1台で全て解決と手放しで喜ぶのは少し注意が必要です。

実は使い方によって「接続した端末が給電不足に陥る」という意外な落とし穴が存在します。

そこで本記事では、本製品の仕様を踏まえつつ、購入前に知っておくべき「給電不足の罠」と、それを回避して快適に使うための対策を分かりやすく解説します。

ACコンセントとUSBポートをひとつにまとめた Ankerの薄型電源タップ『Nano Charging Station』が登場

近年ありとあらゆるデバイスが増えたことで、コンセントやUSBポートの数が圧倒的に不足する場面が増えてきました。

私の場合も、自室にネット回線も引いているため、モデム、ルーター2台、テレビとモニター、WindowsノートPC、MacBook Air、ワイヤレスイヤホン2個、Nintendo Switch、ブルーレイレコーダー、iPad2台など……

挙げ出したらキリがありません。

これだけの機器を1つの部屋で賄うとなると、一体どれだけのコンセントが必要になるのか、考えるだけでゾッとします。

そんな「あれもこれも接続したい!」という悩みを解消してくれる注目の周辺機器が、Ankerからリリースされました。

その名は『Anker Nano Charging Station (6-in-1, 67W)』です。

本製品は、厚さ約19mmという超薄型ボディでありながら、AC差込口×2、USB-Cポート×2、USB-Aポート×2の合計6口を搭載しています。

普通の家電を使いたい人だけでなく、PCやタブレットを同時に充電したいユーザーにとっても嬉しい仕様です。

なお、この製品の登場はWebメディア『ASCII.jp』でも取り上げられ、話題となっています。

参考ニュース記事 コンセントもUSB-Cもつなぎたいなら、この電源タップ! ANKER「Nano Charging Station」薄くて便利(ASCII.jp)

『Nano Charging Station』最大の魅力は、約100×93×19mmというコンパクトさで最大6台の機器を同時に繋げる点にあります。

出張や旅行先でパソコンやスマホを充電しようとすると、複数の充電器やゴツい電源タップをカバンに詰め込む必要があり、荷物が重くなって困った経験がある方も多いのではないでしょうか。

しかし、これ1台あればACコンセントからUSB機器までまとめて電源を確保できます。

かさばる電源タップや重いドッキングステーションを持ち運ぶ必要がなくなり、デスク上の配線もスッキリ整います。

さらに記事によると、独自の常時温度管理システム(ActiveShield 2.0)が搭載されており、過熱を防ぐ安全面も考慮されているとのこと。

軽量・薄型・高機能、そして安全面もカバーされているとあれば、コンセント不足に悩む現代人にとってまさに「待望の電源タップ」と言えそうです。

超便利な薄型タップの裏側にある「供給電力」の意外な落とし穴

たった1つ持ち歩くだけで、AC電源からUSB(Type-A / Type-C)まで合計6台のデバイスに給電できるAnkerの『Nano Charging Station』

出張や外出が多い方にとっては間違いなく重宝するスグレモノですが、これ1台でコンセントや充電の悩みが「完全に解決する」と手放しで喜ぶのは少し危険です。

なぜなら、非常に便利な反面、使い方によっては電源供給不足に陥る「ある落とし穴」が存在するからです。

その落とし穴とは、「USBポート全体で一度に供給できる電力は最大67W(複数同時使用時は合計最大65W)まで」という仕様にあります。

つまり、消費電力の大きなデバイスを複数同時に接続すると、電力が細かく分配されてしまい、最悪の場合「充電が著しく遅くなる」「充電マークがついているのにバッテリーが減る」といった給電不足が発生してしまうのです。

実は私自身も、過去にデスク周りで似たような給電不足を経験したことがあります。

もともと『UGREEN Nexode 100W 充電器』に、最大85W出力対応の『UGREEN Revodok 109 USB-Cハブ』を接続し、MacBookやワイヤレスイヤホンなど多数のデバイスを繋いで使っていました。

しかし、そこにiPad Air(第5世代)やiPad mini(第6世代)といったタブレット類までまとめて繋ぐと、100Wクラスの給電環境であっても時々充電不足が発生してしまったのです。

結局、私は新たに電源付きの『RSHTECH セルフパワーUSBハブ(7ポート)』を別途購入し、一部のデバイスをコンセント側(セルフパワー)へ逃がすことで、ようやく安定した給電環境を構築できました。

最大100Wの充電器ですら工夫が必要だった経験があるからこそ、「合計65W〜67Wの電源タップ1台に高電力な端末を何台も繋ぐのは限界がある」と強く感じています。

ちなみに、私が使っている「M1 MacBook Air」の場合、推奨される充電出力は 約 30W〜35W です。

つまり、MacBook Air を充電しながら作業するだけで、タップ全体(約 65W〜67W)の半分近くの電力を1台で消費してしまうことになります。

残された電力は、わずか 30W〜35W 程度

この残りの枠でスマホやイヤホン、タブレット、冷却ファンなどを同時に充電・給電しようとすると、あっという間に上限に達してしまい、どこかの端末で充電スピードが落ちたり給電不足になったりしてしまいます。

だからこそ、この製品を使う場合は「残りの枠でうまくやりくりする」か、私のように「消費電力の大きい端末はセルフパワー(電源付き)のUSBハブへ逃がす」といった工夫が必要になります。

『Anker Nano Charging Station』が超便利であることは間違いありません。

ただ、「これ1台でデスク周りの電源をすべて賄えるわけではない」という点だけは、購入前に知っておきたい意外な落とし穴として理解しておきましょう。

給電不足を回避する!『Anker Nano Charging Station』の賢い使い方

「給電不足の落とし穴があるなら、結局『Anker Nano Charging Station』1台だけじゃ使えないのでは……?」と不安に思った方もご安心ください。

実は、この製品の背面にあるACコンセント(2口)は、USBポート(最大67W枠)とは完全に独立した別ルートで管理されています。

ACコンセント全体で最大1000W〜1250W程度の電力を扱えるため、ここをうまく活用するのが給電不足を解消する最大のポイントです。

解決策はとてもシンプルで、「消費電力の大きいメイン端末」「その他の周辺機器」で給電ルートを分けるだけです。

たとえば、外出先や自室で使う際は以下のような構成(黄金パターン)がおすすめです。

  • Anker本体のUSB-Cポート ➔ MacBook Air(単体で繋ぎ、最大67Wのパワーを独占させる)
  • Anker背面のACコンセント ➔ 「電源付き(セルフパワー)USBハブ」 ➔ iPadやイヤホン、その他小物類

このように、大きな電力を必要とするノートPCだけをAnker本体のUSBポートに直挿しし、その他の端末はACコンセントへ繋いだ電源付きUSBハブ側へ逃がしてあげます。

こうすれば、Anker側の67W枠を1台で独占できるためMacBookもフルスピードで充電でき、iPadや周辺機器もハブ独自のコンセントパワーで安定して動かすことができます。

さすがに外出先で電源付きハブを2つも持ち運ぶケースは稀かと思いますが、自宅のデスク環境で大量のデバイスを繋ぐ場合でも、背面のAC口が2つ用意されているおかげで柔軟に拡張できます。

ちなみに、電源付きUSBハブの大型アダプターを挿す場合、コンセント口同士の間隔が狭いため干渉してしまうことがあります。その場合は、10cmほどの「短い延長コード」を1本挟むとスッキリ接続できるのでおすすめですよ。

本来なら別途大きな電源タップを持ち運ぶ必要がありますが、『Anker Nano Charging Station』なら背面に2つのAC口が用意されています。

この「薄型電源タップ」としての最大の強みを賢く活かして、給電不足のトラブルをスマートに回避していきましょう!

まとめ

今回は、話題の超薄型電源タップ『Anker Nano Charging Station』の魅力と、購入前に知っておきたい給電不足の注意点・賢い対策について解説しました。

本製品はACとUSBを1つにまとめられる優れたアイテムですが、高電力な端末を一度に何台も繋ぐと電力不足に陥る落とし穴があります。

だからこそ、背面のACコンセント口を賢く活用しましょう。MacBookなどのメイン端末は本体に直挿しし、その他のデバイスはAC口に繋いだ「電源付きUSBハブ」へ逃がすのがベストな使い方です。

このシンプルな対策さえ知っておけば、ご自宅はもちろん、外出先でも快適でストレスフリーなデジタル環境が手に入ります。ぜひ試してみてくださいね!

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