高額なドッキングステーションは本当に必要?カタログ値に惑わされない選び方と意外な結論

PC(パソコン)

ポート数が少ないMacBookなどのノートPCを使っていると、周辺機器の接続には頭を悩まされますよね。

私自身、現在はUSBハブを2つ使って凌いでいますが、デスクの配線や使い勝手を考えると「コンパクトで高機能なドッキングステーションに買い替えたい…」とずっと感じていました。

しかし、1万〜3万円超えも珍しくない高額なアイテムだけに、失敗は避けたいところです。

そこで今回は、給電不足や配線に悩みつつも「絶対選びで失敗したくない」という方に向けて、USBハブとの違いや購入前にチェックすべき『失敗しない選び方のポイント』を解説します!

カタログ値に騙されないための注意点や意外な選択肢なども解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

配線周りもこれ一台でスッキリ!『ドッキングステーション』とは?

皆さんは『ドッキングステーション』というPC周辺機器をご存じでしょうか?

端的に言えば「USBハブをより進化させた高機能アイテム」です。

何かと不足しがちなUSBポートをはじめ、SDカードスロットや有線LANポート、外部モニター用のHDMIポートなどを1台に集約したアイテムを指します。

USBハブを何個もタコ足配線のように繋ぐ必要がなくなり、「PCにはケーブル1本を挿すだけ」で全ての周辺機器と一括接続できるため、デスク周りを劇的にスッキリさせられるのが大きな魅力です。

さらに、USBハブで起こりがちな「給電不足」の問題もスッキリ解消できます。

実は私自身、現在メインで『UGREEN Revodok 109(9-in-1)』というUSBハブを使っているのですが、最大100WのPD急速充電に対応したUSBハブを使っているのですが、MacBookやiPad(2台)、ワイヤレスイヤホンなどを同時に接続すると電力が足りなくなってしまうことがあります。

その結果、USBハブに繋いでいる有線LANが突然切断されてしまい、機器を一度外して一から接続し直さなければならないトラブルがたまに発生していました。

つい最近もネットが突然切れ、ルーターまで巻き込んで接続不可になり、復旧に苦労したばかりです…。

結局、この給電不足を避けるためにもう1台USBハブを追加し、分散させることでなんとか解決させましたが、今度はデスクの配線が増えてごちゃごちゃしてしまうのが悩みのタネになっています。

だからこそ「配線問題」「給電不足トラブル」を同時に解決できるアイテムとして、ドッキングステーションに注目したわけです。

ドッキングステーションなら合計140Wクラスのハイパワー供給に対応したモデルも多く、PCやデバイスの充電不足や、接続が不安定になるストレスがほぼなくなります。

まさに「USBハブの完全上位互換」とも言える存在ですが、唯一のネックは機能性が高いぶん、価格も高価で手が出しづらいという点です。

正直、私もその価格の高さに躊躇してしまい、現在はUSBハブ2台でなんとかやりくりしているのが実情です…。

「もう少し手頃でコスパの良いドッキングステーションがあれば最高なのに…」というのが率直な本音でした。

カタログ値に騙されない!失敗しないドッキングステーション選び 3つのポイント

パソコン1台やタブレットPC数台程度であれば、私が使っていたようなUSBハブでも電源供給の問題は発生せず、ストレス無く常時使えていることと思います。

しかし、これがパソコンにタブレットPC、ワイヤレスイヤホンに…といった形で複数台の端末を接続するとなると話が変わってきます。

100W対応と書かれたUSBハブであっても供給電力が追いつかず、一部の端末が充電されないといったトラブルに見舞われる可能性は十分考えられます。

それどころか、一部のMacBookはUSB-Cポートが2基しかついていません。

そのため、有線LANを使うにはLANポートを備えたUSBハブに頼らざるを得ず、先ほどお話ししたように給電不足でネットワーク接続が切れ、大きなトラブルに発展する危険性すらあります。

それだけに、カタログスペックの数値だけに騙されず、しっかりご自身の環境に適したドッキングステーションを選ぶ必要があります。

では、具体的にドッキングステーション選びで重要なポイントを3つ見ていきましょう!

必ずACアダプタが付属する【セルフパワー】タイプのドッキングステーションを選ぶ!

これはドッキングステーションに限らずUSBハブにも共通して言えることですが、複数台の端末を同時に安定して給電・充電したいなら、必ず専用ACアダプターが付属し、コンセントから独自に給電できる【セルフパワー】タイプを選びましょう。

ドッキングステーションの中には、ACアダプターが付属せず、PC本体や外部の充電器から電力を分け与えてもらう「バスパワー(パススルー充電)タイプ」も存在します。

しかし、このタイプを選んでしまうと、本体や他のポートに電力を吸い取られてしまい、結局USBハブのときと同じ「給電不足トラブル」を引き起こす原因になってしまいます。

一方、セルフパワータイプであれば、コンセントから直接強力な電力を供給できるため、接続が不安定になる心配がありません。さらに、付属ACアダプターのワット数を見ることで「どれくらいの端末を同時に動かせるか」も判断しやすくなります。

せっかく高機能なドッキングステーションを導入するのであれば、迷わずセルフパワータイプを選ぶのが鉄則です!

供給電力数の違い(合計W数)をしっかり把握しよう!

基本的に、ドッキングステーションに付属するACアダプターの「最大供給電力」は、そのドッキングステーションを通じて全体に供給できる電力の合計値を意味しています。

例えば「最大100W供給」と書かれたドッキングステーションに、パソコン、タブレットPC、ワイヤレスイヤホンなどを同時に接続したとします。

このとき、それぞれの端末が求める電力の合計値が100Wを超えてしまうと、電力が足りなくなってどれかが充電できなくなったり、接続が切れたりすることになります。

パソコンやタブレットPCなどの端末側には、それぞれ「正しく充電・動作させるために必要なW数」が決まっています。

接続したい端末すべての合計W数が、ドッキングステーションの最大供給能力を超えてしまわないか、事前にしっかり把握しておくことが大切です!

自身が繋ぐ端末(予定も含めて)の合計消費電力を把握しておく

どんなに供給能力が高いドッキングステーションを選んでも、接続するデバイス側が必要とするW数の合計値がそれを上回ってしまえば、どこかの端末で充電がストップしたり、動作が不安定になったりするトラブルが起こります。

かといって、自分が繋ぐ端末の消費電力を把握せずに「大は大を兼ねる」と適当に高出力すぎるモデルを選んでしまうと、必要以上の高額な出費になり、「結局USBハブを使っていた頃と変わらない使い方しかできず、わざわざ高いお金を出して買わなくても良かった…」と後悔することになりかねません。

だからこそ、まずは自分がドッキングステーションに接続する予定の端末すべてが、どれくらいの消費電力を必要としているのか(W数の合計値)をしっかり把握しておくことが重要です。

自分の環境に必要なW数を正しく知ることが、予算を無駄にせず、かつストレスなく使える最適なドッキングステーション選びへの一番の近道となります。

ぜひ、以上3つのポイントを押さえながら最適なドッキングステーションを選び、後悔のない買い物をしていきましょう!

最終的に「購入しない」という選択肢もアリ!

最後に、色々検討した結果「ドッキングステーションは購入しない」という選択肢も十分アリだということをお話ししておきます。

まず、私自身の場合についてお話ししましょう。

私は現在、メインの『UGREEN Revodok 109(9-in-1)』を含めて、すでにUSBハブを2台所有しています。

確かにデスク周りの配線はゴチャついてしまいますが、メインのMacBook Airや重要な周辺機器はRevodok 109に接続し、iPad(2台)やワイヤレスイヤホン、マウスなどはもう1台のハブへ分散させて使っています。

接続を区分けしてからは、給電不足などのトラブルもたまにしか起きていません。

そのため、よほどコスパが良く「本当にこれ1台で全てを完璧に賄える」と思えるドッキングステーションに出会わない限り、私自身もすぐには購入に踏み切らないつもりです。

このように、すでにハブの工夫で対応できているユーザーであれば、無理して高額なドッキングステーションを購入する必要はありません。

ただし、以下のような方にとっては、ドッキングステーションの導入は大いにアリな選択肢です。

  • これからPCを購入し、自宅メインで周辺機器をまとめたい方
  • ハブが無駄になったとしても、配線周りを劇的にスッキリさせたい方

購入するかどうかは人それぞれですが、「USBハブの完全上位互換としてドッキングステーションという選択肢が存在する」ということだけでも、ぜひ頭の片隅に入れておいてみてくださいね。

まとめ

今回は、USBハブの上位互換的な存在であり、ケーブル一本で様々な端末・周辺機器と接続が可能となるドッキングステーションの役割・選び方を中心にお話してきました。

高額な買い物だからこそ、表面的なカタログスペックに惑わされないことが重要です。

  • 「必ずセルフパワー型を選ぶ」
  • 「PC単体への給電量を見る」
  • 「接続端末の合計消費電力を把握する」

という3つの軸をしっかり持っておきましょう。

一方、すでに複数ハブで対策できているユーザーなら無理に購入する必要はありません。

ただし、これから快適なデスク環境を作りたい方や、給電トラブル・配線ストレスから完全に解放されたい方にとって、ドッキングステーションは非常に頼もしいアイテムとなることに違いありません。

ご自身の環境や用途としっかり相談しながら、ぜひ後悔のないベストな選択をしてくださいね!

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