皆さんは、『AppleBusiness』というサービス形態をご存知でしょうか?
私自身、つい先日Yahooニュースで初めて目にして『新型MacBookの登場(MacBookNeoの逆位置のモデル)』と勘違いしてしまったほど、実に斬新なワードだったのですが、どうやらこのサービスが今年の4月に登場し、ビジネスモデルを大きく変えていくかもという噂も…
一体、AppleBusinessとは誰をターゲットとしたどんなサービス形態なのでしょうか?
本記事では、私が目にしたこの『AppleBusiness』というサービスが開始されるというニュースの内容とともに、誰に向けたどの様なサービスなのか、Appleの狙い・目的も含め私なりに解析していきます。
『AppleBusiness』サービス開始発表ニュース

冒頭でも少し触れた通り、今年の4月にAppleが『AppleBusiness』という新サービスを展開するとヤフーニュースなどで報道されました。
このニュースを何気なく見ていた私は、全く見聞きしたことのないワードに頭が真っ白となり、当初、
『MacBookNeoの逆位置を担う新型MacBookのお出ましなのか?』
と誤解していたほどでした。
とはいっても、翌々考えてみると、その位置には既にMacBookProが君臨しているわけですし、わざわざ新モデルを登場させるわけはありませんけどね…(笑)
※AppleBusinessサービス開始のニュースについての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
Apple Businessが変えるスモールビジネスの常識──初期投資を抑えた高信頼なインフラ構築
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f35cc9b1ee3782c329d66d8e8f89e66f700a2a81
さて、私も完全初お目見えとなるこのAppleBusinessサービス開始という旨のニュースなのですが、どうやら、
- デバイスの自動登録・アプリ購入などの運用を管理・支援する『AppleBusinessManager』
- 中小企業向けのIT運用支援サービス『AppleBusinessEssentials』
- マップ上の店舗情報などを管理する『AppleBusinessConnect』
を一つのパッケージにまとめて新たに展開するサービスとのこと…
要は、中小企業や販売店・飲食店を対象に、社員が事業で使用するPCやアプリの購入・登録・設定などを管理したうえで、IT運用はもちろんのこと、消費者に店舗の商品や魅力を宣伝するための支援を全般的に賄ってくれるサービスといった感じなのでしょう。
そもそも、私自身、こんなサービスが存在していたことすら知らなかったわけですが、それもそのはず…
企業向けサービスであることはもちろんのこと、その適応範囲がアメリカ限定だったというのだから知らなくて当然なのです。
そんなアメリカ限定の中小企業や店舗運営している販売店・飲食店などを対象とした3つのサービスが一つに融合され、日本や他の国へと展開されていく『AppleBusiness』というサービスとして、4月に展開されるそうです。
まぁ、事業向けのサービスなので、個人には関係のないサービスモデルと言えそうですが、全く関係ない話とは言い難いのも事実と言えるでしょう。
例えば、ランチやディナーを食べに何処か美味しい飲食店を探そうと今まではGoogleMAPでネット検索していたと思うのですが、今後は、『AppleBusiness』によって情報提供された店舗情報を検索すれば、自ずと提供される料理などの情報が検索されるので非常に便利。
その他にも、会社から提供されたPCを公私切り分けたりする際に、IT運用や、アプリ購入などの支援提供を受けることで、スムーズに切り分けることが出来たりするでしょうし、個人だから一切関係ないという話ではなさそうですよ。
後ほど、もう少し具体的な内容やAppleの狙いなどにも触れていきますが、第一報としては、これまで日本国内ではほぼスルーされてきた新モデルのサービスが、Business界隈に大きな変化をもたらすことだけは間違いなさそうな印象を受けた次第です。
具体的なAppleBusinessのサービス内容

先ほど、AppleBusinessが
- デバイスの自動登録・アプリ購入などの運用を管理・支援する『AppleBusinessManager』
- 中小企業向けのIT運用支援サービス『AppleBusinessEssentials』
- マップ上の店舗情報などを管理する『AppleBusinessConnect』
という3つのサービスを統合させて日本を始めとする様々な国々に展開していくとお話しましたが、いまいちピンとこない人も少なくないと思います。
では、もう少し、AppleBusinessでどの様なサービスを受けられるのか、掘り下げてみていきましょう。
200カ国以上の国にMDMを無料化

法人として活動していくとすると、どうしても会社で所有するパソコンなど、セキュリティを担保し、メンテなどもしっかりしていかなくてはなりません。
しかし、MDM(Mobile Device Management:モバイルデバイス管理)という、スマホやタブレットPC、はたまたノートPCなど、業務で使用する端末を一括で管理できるサービスを受けられることで、PC管理への負荷が非常に軽減されます。
私も会社員時代、業務用に使うノートPCをレンタルしていたことがありましたが、それらに業務で使うアプリをインストールしたりする必要があり、これらの工程を業務外でやっていたものですから、いろんな意味で面倒だなとよく思った記憶があります。
しかし、このMDMというサービスを受けることで、管理者が一括で管理してくれるだけでなく、業務で必要なアプリなども配布してくれるので、余計な工程に時間を奪われることなく、煩わしさから解放されて業務に集中できるのは非常にありがたいですよね。
また、セキュリティに関しても特に基にする必要は無く、一括で管理してもらえるのですから非常に楽ちん!
会社としても、職員がセキュリティ対策出来ていなかったために大事な情報を漏洩してしまったなんて悲惨なことになりませんし、法人にとって非常に大きなサービスと言えるでしょう。
これらのモバイルデバイスの管理サービスがアメリカだけではなく日本を始めとする200以上の国・地域に無料で提供されるというのだから驚きですよね。
いよいよ世界を取り囲んだ大きなサービス展開をAppleが始めようとしていることなのでしょうか?
AppleBusinessによって仕事に集中し業務が拡大されていくかもしれないと考えるとすごい試みだなと思う次第です。
ビジネスメールメール&カレンダーを500名まで無料追加

MacやWindowsなどにも標準メールやカレンダーといった無料アプリが存在するので、大したことではないと言われたらそれまでですが、AppleBusinessは、一つの法人向けサービスとして、ビジネスメールやカレンダーといった機能を1契約に対して無料で500人まで提供してくれます。
しかも驚いたことに、デバイス管理するために、契約主または最低一人はAppleAccountを所有し管理する必要があるとはいえ、サービスだけに限っては、Apple系のデバイスである無し関係なく受けられてしまうというのだから、何と太っ腹なことでしょうか…
私自身、正直耳を疑いましたが、Appleの熱量はマジでヤバいといった感じがします。
1アカウント契約につき500名のビジネスメール・カレンダー機能をサービス提供してくれるわけですから、それってサービスを受ける企業側にとってはすごく大きなことですよね。
例えば、家電量販店の店員に支給するモバイルPCなどに割り当てるビジネスメール一つで、社内の情報を共有し、販売促進に貢献させることだって出来るでしょうし、コンビニや小売店などに、ポップをメールで共有させてお客さんを呼び込む導線として活用させることも可能となります。
たかがビジネスメールされどビジネスメールというべき大きなサービス展開が期待できるので、先ほども言いましたが、どう考えてもAppleの本気度がうかがえるサービスであると言わざるを得ませんね。
自身のデバイスを公私ともに切り分ける

IT時代が突き進むに連れ、スマホやタブレットPC、あるいは、ノートPCなどの個人用デバイスを業務に使っているビジネスマンもきっと少なくないはず…
そんなビジネスマンがパソコンを個人使用や仕事での使用を切り分けて使うのも結構面倒だったりしてはいませんか?
AppleBusinessは、この公私の切り分けを行って管理してくれます。
そのため、個人の端末であれば、わざわざ初期化や企業の情報を削除する必要もなく、勝手に端末操作して業務用のところだけ切り離してくれますし、辞職するときにもセキュリティ面において非常に安心できますよね。
ここでも、Appleは、各企業に務める社員が、日々の業務に集中できるためのサービスとして提供してくれているのです。
MAP上に掲載されるプレイスカードに店舗情報を表示&管理

AppleにもMAPという地図検索・表示アプリが存在しますが、そこで使われる店舗情報なども、AppleBusinessによる一元管理。
プレイスカードをという、店舗情報などが盛り込まれたミニ情報ページを充実させておくことで、AppleBusinessに管理してもらいながら地図検索上で表示してくれるので非常に便利です
MAPアプリ経由でお店の情報を検索したお客様を店舗へと誘導する導火線としても使えちゃうわけですし、かなり有意義なサービスと言えるでしょう。
また、私たち消費者側からしてみても、MAPアプリを使い、より充実した内容の店舗情報を知ることができれば、必要に応じて欲しい店舗の情報や場所を知ることが出来、実際に目的に沿って店舗を訪れるなんてことも出来ちゃうわけで、何も企業向けだけのサービスとも言い難いですよね。
企業・法人向けのサービスといえど、決してその範囲でとどまること無く、最終的に個人に向けてのサービス向上につながっているとも言えます。
AppleBusinessは、MAPアプリを通じ、この様な素晴らしーサービスを無料で提供してくれるのです。
以上、大まかなAppleBusinessのサービス内容ですが、正直ビックリするくらいの内容に、本当にこれ無料で提供してくれるのか?と疑うほどです。
それだけ、Appleが本気を見せてサービス展開を計画してくれているということなのでしょうし、4月のサービス提供開始が今から非常に楽しみです。
AppleBusinessによる具体的なAppleの狙いとは?

何度も言いますが、企業向けに、デバイスの管理・セキュリティ対策から、ビジネスメールやカレンダーなどの一部サービスの提供、さらにはマップ上に店舗情報を提示したり管理してくれるサービスなど、多種におけるサービスを無料で提供してくれるなんて正直耳を疑うレベルです。
もちろん、それだけAppleBusinessというサービスを通じて、Appleの熱量は十分うかがうことができましたが、そこまでの熱量をAppleが発している真の目的とは一体何なのか気になっちゃいませんか?
ここからは、あくまで私個人の見解に過ぎませんが、実際に提供を受けるのはAppleAccountを新規で取得する事業主であるとはいえ、最終的に利益を受けるのは社員だったり消費者だったりします。
そのことを考慮すると、もしかしたら、Appleは、アップルユーザー以外の顧客を抱え込もうと躍起になっているのかもしれません。
それは、先日、ライト層を取り込もうとしてMacBookNeoを発表したことでも十分窺えた話ですが、今回、法人のためのサービスとしてAppleBusinessを展開すると発表したことで、より明確化されたように私は感じました。
まぁ、確かにiPhoneがこの世に誕生してから、格段とAppleユーザーは増えているように感じながらも、実際はWindows派の方が圧倒的にシェアが高いわけですし、せめてシェア率を対等に並べたいと考え、大盤振る舞いな販売戦略を取ったと考えてもおかしくはありませんよね。
まずは、企業を通じてAppleの魅力を体感してもらうところからスタートし、同時に個人にたいしてはMacBookNeoなどの低価格帯モデルを発売することで、Appleとしてはシェアを拡大していく狙いがあって、この様なサービス展開をしようとしているのかもしれませんよ。
法人向けサービスとしてAppleBusinessを大きく展開しながら、個人向けにもより安価でApple製品に触ってもらいやすい新モデルを登場させる動きによって、Appleのシェアが拡充し、本当の意味でWindowsと方を並べる成長が見込めたら、PCユーザーとしても嬉しい話です。
ぜひ、その様な新たな展開を心から願っています。
AppleBusinessの対象エリアやサービス開始日は?

AppleBusinessのサービス対象エリアは、残念ながら日本を含む200カ国以上の国・地域としか提示されておらず、具体的な対象国・地域までは断定できませんでした。
ただ、200以上の国・地域へのサービスを行ってくれるとのことなので、基本的に主要都市へのサービスは欧州・アフリカ・南米・オセアニアなど様々な地域で展開されることと思われます。
サービス開始は、2026年4月14日で、まだこれからの新サービスなのですから、いろいろ期待を膨らませながらも、今後どのように展開していくのか、AppleBusinessの動向にも注目していきたいところですね。
AppleBusinessサービス開始によってBusiness業界はどう変わる?

最後に、今回のAppleBusinessというサービスが開始することで、世界のビジネスシーンがどのように変化していくのか、私なりの展開予想をお話しておきます。
AppleBusinessは、基本、法人サービスの一つとして展開されていきます。
なので、直接個人ユーザーに大きな影響をもたらすわけではありません。
ただ、例えサービスの対象が法人だったとしても、法人経由にその恩恵は個人へと循環され、うまくいけば、AppleBusinessど同様のサービスを個人でも受けられる時代がやってくるかもしれないと、私は考えています。
ちなみに、少し話はそれますが、私は、世の中全ては循環で成り立っていると考えています。
誰かが起業し儲けたお金を、別のところで投資したり、生活や娯楽などに出費したりすることで、他の企業が儲けを得て、その儲けを社員に配ってまた違う形で出費されていく…
この循環によって、人と物が拡充していき、人類の幸福度は上がっていくものだと、私は考えているのです。
さて、話を戻しますが、この循環は、AppleBusinessにおいても同じことが言えるのではないでしょうか。
まずは法人に向けてサービスを展開し、企業がこれまで抱えていた業務以外でのコストを削減してもらうことで時間と経費を圧縮させた分、業務やサービスを拡充させていき、最終的に顧客に満足してもらうことは十分可能です。
また、Apple目線で見ても、法人向けサービスとして展開されたAppleBusinessで、色々テストしていきながら、個人ベースに落とし込んで新たなサービス展開をしていくことだって十分可能!
ある意味、Business・ヘビーユーザー向けに販売されたハイスペックマシン『MacBookPro』をよりライト層向けにMacBookAirやMacBookNeoという新モデルとして展開させたのと同じ様な展開が見込めるのではないかと思うんですよね。
もちろん、これは、私の勝手な憶測であり未来予想に過ぎません。
しかし、AppleBusinessが一つのテストケースとして展開され、時間の経過とともに拡大冴えるばかりか、あわよくば世界経済を動かすような大きなインパクトを与えてくれるのではないかと考えてしまい、今からワクワクが止まらないのです。
実際にiPhoneの誕生を一つのきっかけにApple製品は格段と多くのファンを生み出していますし、例え、今なおWindows派と比較してシェアが低いとしても、iPhoneをきっかに社会現象を巻き起こした事実は変えられません。
ぜひ、Appleには、今回のAppleBusinessをきっかけに、世界経済をも良い意味で巻きこくような大きな動きを見せてほしいと期待している限りです。
まとめ
今回は、Appleが4月14日からスタートさせると発表した法人向けサービス『AppleBusiness』について、発表ニュースやサービスの内容、さらには、Appleがサービス展開する真の目的・狙い、今後のビジネス業界の展望予想などを、私の意見を交えながらまとめてみました。
確かに法人向けのサービスなので私たち一般人にはとっつきにくいサービスかもしれません。
ただ、一般人もいろんな意味で恩恵を受けられるサービスであると私は感じましたし、法人を通じてビジネス業界や社会全体を変える起爆剤になるのかなと感じています。
ぜひ、そんな期待に答えてくれるような素晴らしいサービスとして大きく展開していってほしいと『AppleBusiness』のサービス開始及び今後に期待している次第です。


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