2026年も卒業シーズンを迎え、新入学(高校生・大学生)・新社会人へと若者たちが新たな旅路につく季節がやって来ようとしていますよね。
そんなシーズンは特に新たなことにチャレンジしようと初めてパソコン購入を検討する若者も少なくないはず…
とはいいつつも、このご時世、何かと物入りでおサイフ事情も結構厳しいことかと思います。
そこで、今回は、WindowsとMacの価格相場をチェックしながら、代表的な機種をご紹介しつつ、Windows・Macそれぞれをどんなタイプのユーザーが購入すべきか、私なりに見解を述べていきます。
あくまで一つの参考意見に過ぎませんが、パソコンを購入する上での参考にしていただけたら幸いです。
WindowsPCの現在の相場は?

2025年末ごろから、メモリの価格高騰といったニュースが報じられるようになり、その影響をモロに受けているのか、何かとPCの価格も高騰傾向が見えつつある2026年のPC市場。
特に日本国内では物価高の影響も多大に受けていますし、いくら新入学・新社会人シーズンでパソコン購入を検討するとしても、それほど多くの予算を充てることはしんどいですよね。
そこで、WindowsPCを購入することを前提に、現在どれくらいの予算を積めば購入できるのか、大体の予算を調べてみたところ、
- 初心者向けエントリーPC:5万円前後
- 一般向けPC:8万円〜20万円
- ヘビーユーザー向けゲーミングPC:30万円〜
といった感じでした。
もちろん、デスクトップPCとノートPCとでも多少の価格差は出てきますし、全てにおいてピンキリであるので、先程お話した相場というのは、あくまで一つの目安に過ぎません。
あくまで私の肌感覚なのですが、2010年前後辺りから、初心者向け、一般向けに関しては、相場的にそれほど変化はなく、より高性能が求められるようなヘビーユーザー向けゲーミングPCにおいては価格相場が10万円程引き上がったといったところでしょうか。
とはいえ、スペックそのものはこの10数年で格段と向上していますし、初心者向け・一般向けPCであっても出来ることが格段と増えているので、相場的に3段階に分かれてはいても、だいぶ垣根は取っ払われてきたとは言えると思いますが…(笑)
さて、ここからは、もう少し具体的に事例をいくつか挙げて見ていきましょう。
エントリータイプの格安PC(ディスクトップPC)

エントリータイプとなると、本体とモニターが別々のものというよりは、モニター・本体が一体となったオールインワンタイプか一部のノートPC、または、中古PCが中心といった印象が色濃いですね。
ただ、ノートPCは本当にピンキリなので、今回は割愛してオールインワンタイプのデスクトップPCを1台ご紹介します。
私がエントリータイプとしてご紹介するオールインワンタイプの激安PCは、
『IRIE FFF-ALPC2702』
です。
簡単なスペックを挙げていくと、
- CPU:第11世代 インテル Core i3 1115G4(Tiger Lake)
- メモリ:DDR4 PC4-21300(8GB、最大搭載可能容量64GB)
- ストレージ:M.2 SSD:512GB
- グラフィック:Intel UHD Graphics
- ディスプレイ:27インチ(液晶)
- OS:Windows11Pro 64bit
といった感じで、エントリータイプとしては許容範囲といったところでしょうか。
※詳しいスペックは、下記リンクを参照して下さい。
『IRIE FFF-ALPC2702』紹介ページ(価格ドットコム)
流石に、CPUがCeleron以下のものとなると、ウェブブラウジングを始めとしたコンテンツ消費で処理がカクついたりする可能性も出てくるでしょうし、いくらエントリーとはいえストレスも溜まりやすくなります。
やはりintelCorei3以降のCPU搭載で考えた方がベターだと思いますし、メモリも一世代前のDDR4を積んでいるとはいえ8GBは搭載されているので、ギリなんとかなるかなとは思います。
ただし、グラフィックはIntel UHD Graphicsが搭載され、高画質3Dゲームには適していないという話ですし、27インチサイズとはいえ液晶ディスプレイですから、あくまでエントリー向けといったところでしょう。
なお、Officeなどのソフトはライセンスカードのみ付いているらしく、自分でダウンロード及びインストールしなければだめみたいなので、その点は注意が必要。
まぁ、エントリー向けにできる限りコストをかけないようにしているPCなので、多少ソフトが入っていないなどの懸念材料は致し方ないかなと思いますよ。
それでも5万円台でこれだけのスペックのPCがオールインワンで手に入るのは実に嬉しいところ。
とりあえず、コンテンツ消費や文書作成程度限定で低価格を求めているのであれば、エントリータイプを了承したうえで購入検討するのもありかもしれませんね。
一般向けおすすめノートPC

一般的な文書作成やコンテンツ消費を中心に、快適にパソコンライフを楽しみたいユーザー向けのおすすめPCとしては、8万円〜20万円の一般向けPCを購入すべきと私は考えています。
この価格帯であれば、デスクトップ・ノートのいずれでも、大体のところは揃っているので、コスパ重視ならば非常におすすめです。
特に一般向けWindowsPCとしては、Surfaceシリーズはオールラウンドに適してます。
例えば、スマホなどにも搭載され人気でもあるCPUSnapdragonのPC向けCPUとして搭載されたSnapdragonXPlusは、かなりコスパの良いCPUとして大注目され、そんなSnapdragonXPlus搭載のSurfaceLaptop13インチは14万円前後のPCとしては高性能!
ちなみにSurfaceLaptop13インチの簡単なスペックは以下の通り
- CPU:SnapdragonXPlus
- メモリ容量:16GB
- ストレージ:UFS:512GB
- グラフィック:Qualcomm Adreno
- ディスプレイ:PixelSense ディスプレイ(液晶、Microsoft独自の技術で、高解像度、タッチ操作、ペン入力に最適化)
- OS:Windows11HOME
- その他:無線LAN(Wi-Fi7)、Office365Personal(24ヶ月分のライセンス付属)
※詳しいスペックは、下記リンクを参照して下さい。
『SurfaceLaptop13インチ』紹介ページ(価格ドットコム)
SurfaceLaptop13インチは、Microsoftで発売された当初、定価:164,780円で発売されていましたが、価格ドットコムで価格を調べてみたところ、最安139,510円で発売されていることが判明。
確かに発売が2025年6月とのことなので、やや型落ち感は拭えませんが、だからといって性能が落ちているわけでは一切無く、オールインワンに扱えてこの価格は非常に魅力的!
一部では、モバイルPC用に企画されたCPUやメモリ・ストレージで構成されたことで、アプリとの互換性や快適性に不安があるという声も聞きますが、互換性の向上も伴い、かなり改善されてきています。
確かに高画質を要する3Dゲームは厳しいかもしれませんが、文書作成からコンテンツ消費などなど、大抵のことはこの1台でまかなえた上にタッチ操作もできてしまうというのですから、特にこれから新入学を控えた高校生・大学生向けPCとしてはコスパもよくおすすめですよ。
ヘビーユーザー向け&ゲーミング用おすすめWindowsPC

ヘビーユーザー&ゲーマー向けゲーミングWindowsPCを探すとなると、まさにピンキリで天井知らずといったところですので、結構骨が折れてしまいそうです。(笑)
とはいえ、誰しも打ち出の小槌を振りかざす程の大量の予算をお持ちではないと思いますので、やはり高スペックとはいえ、40万円以下を条件として考えるのが妥当かなというのが率直なところでしょうか。
そこで、私がおすすめするヘビーユーザー向け&ゲーミングPC用WindowsPCは、
NEXTGEAR HD-A7G6T
です。
このPCの簡単なスペックは、
- CPU:Ryzen 7 9700X
- メモリ:32GB (16GB×2 / デュアルチャネル)
- ストレージ:1TB (NVMe Gen4×4、M.2SSD)
- グラフィック(GPU):GFORCE RTX 5060 Ti (16GB)
- OS:Windows11HOME
※詳しいスペックは、下記リンクを参照して下さい。
『NEXTGEAR HD-A7G6T』紹介ページ(マウスコンピュータ公式ページ)
引用元参照ページ:https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/gngear-hda7g6tb8afdw101dec/
マウスコンピュータの『NEXTGEAR HD-A7G6T』は、ゲーミングPCとして、安定性を求めるユーザーに満足してもらえる1台といえると私は考えています。
何かとintel製チップで不具合が起こっているという話も耳にしますし、Ryzen系のCPUの方が高画質・高負荷を求めるゲーミングPCにおいてストレスなくプレイを楽しめることでしょう。
また、GFORCE RTX 5060 Ti (16GB)搭載なので、大抵のゲームがプレイ可能とのこと…
メモリ32GB搭載していれば実況配信も出来るでしょうし、ストレージも1TBあれば十分事足りると思いますよ。
なお、定価が税込み299,800円と30万円を切る価格で嬉しいところですが、一つ注意があって、この価格は本体のみの価格で、モニター・マウス・キーボードが付いておらず、Officeソフトも無いため、別途購入が必要です。
そこで、マウスコンピュータの公式ページで、これらのパーツ・ソフトをカスタマイズ注文するといくらくらいになるのか調べてみたところ、だいたい38万円くらいになります。
確かに、メモリも32GB積んでいて、さらにGFORCE RTX 5060 Ti (16GB)搭載で、モニターやキーボード・マウスはもちろんのことOfficeソフトまで付属となったら30万以下ではなかなか手に入らないよねって思います。
それでも、ヘビーユーズに耐えうる高性能PCなので、長いPCライフを満喫するなら、この1台はおすすめですよ。
以上、WindowsPCの代表となるべく、3つの状況に応じたオススメ機種を取り上げてみました。
もちろん、これは一つの参考例にしかならない情報で、何度もいうようにPCもピンキリですのでその点は注意してくださいね。
WindowsPCの価格面でのメリット・デメリット

今度は、視点を少し変えて、WindowsPCを購入する上での価格面におけるメリット・デメリットを挙げておきます。
それは、ズバリ、
『Macと比較してコスパは良いが、多くの種類がありすぎて、一つ間違えば安物買いの銭失いになりかねない点』
です。
後ほど、Macの価格相場に関しても触れていきますが、とにかく、Apple独自のPCブランドなので、他社との競合もなくWindowsとは異なり選択肢は限られています。
ところがWindowsは、MicrosoftのOSとは言いながら、パソコン自体に関しては、あらゆるメーカーが販売していて、選択肢がかなり幅広いです。
良く言えば、しのぎを削っているのでコスパの良いパソコンを探せると言ったところでしょうけど、悪く言えば、選択肢を間違えれば低価格のPCに手を出してしまい後悔してしまいかねません。
つまりは安物買いの銭失いになりかねないという話…
もちろん、何も考えずに購入したらという話なので、しっかり検討してご自身に適したWindowsPCを購入すれば何の問題もないでしょうけど、いずれにしても、メリットにもデメリットにもなりうる話かなとは思います。
あと、もう一つ言わせていただくならば、多数のメーカーが参入しているだけに、相性問題などもつきまといやすいです。
その点だけはくれぐれも忘れないようしっかり考慮して購入を検討してくださいね。
MacPCの価格帯(相場)

WindowsPCとは大きく異なり、MacPCは、Apple独自のPCブランドなので、選択肢の幅は限りなく狭いです。
現在、Apple公式で販売されている現行モデル(中古や整備済み品は除く)が、
- MacStudio(M4MAX、M3Ultra)
- MacPro(M2Ultra)
- iMac(24インチ(2ポート、4ポート))
- Macmini(M4、M4Pro)
- MacBookAir(13インチM4、15インチM4)
- MacBookPro(14インチ(M5、M4Pro、M4MAX)、16インチ(M4Pro、M4MAX)
の14機種のみ。
もちろん、メモリやストレージの構成など、カスタマイズすることで価格も変動しますし、厳密に言えばこの限りではありませんが、WindowsPCのような選択肢が幅広いわけではないので、目的に応じて価格対もはっきりしていると言えるでしょう。
例えば、自宅で一般用途目的で使用するデスクトップPCなら、iMacかMacminiに選択が絞られててきます。
その中でiMacを事例として挙げるならば、2ポートタイプならば、198,000円〜購入でき、4ポートタイプならば、234800円〜購入可能。
まぁ、ここにストレージやメモリなどのカスタマイズが入り、更に価格が高騰していくのですが、メモリを32GB、ストレージを1TBにするだけで合計で定価に9万円もプラスされてしまうのですから、なんと価格の高いことでしょうか。
なお、iMac以外のMacPCの基本価格がこちら。
- MacStudio:M4MAX=328,800円、M3Ultra=668,800円
- MacPro:M2Ultra=1,048,800円
- Macmini:M4=94,800円、M4Pro=218,800円
- MacBookAir:13インチM4=164,800円、15インチM4=198,800円
- MacBookPro14インチ:M5=248,800円、M4Pro=328,800円、M4MAX=528,800円
- MacBookPro16インチ:M4Pro=398,800円、M4MAX=554,800円
最安のMacmini(M4)でさえ、本体のみの価格で94,800円。
標準搭載メモリが16GBでストレージが256GBなので、WindowsPCと同等のスペックを考慮するとなると、どうしてもMacPCの方が割高と言わざるを得ないのが正直なところです。
MacPCの価格面でのメリット・デメリット
MacPCは価格も割高ですし、選択肢の幅もWindowsPCと比較して狭いので、安易に飛びついたとしても安物買いの銭失いになる可能性は低いです。
さらに、ネームバリューが高く、買い替えの時も、下取りに出してその差額を次の端末購入に充てることも可能なので、新しいMacPCを購入する際にはメリットを感じることでしょう。
ただ、何度も言いますが、Macは割高なので、限られた予算の中で購入しようとすると、どうしてもメモリやストレージに予算を当てる事ができず、標準モデル(基本スペック)を購入するしか選択できないなんてことも出てくるでしょう。
価格面での最大のメリットとも言えるネームバリューの高さを活かしながらも、予算に余裕を持って購入するのがMacを購入する最大の秘訣と言えるかもしれませんよ。
結局、Windows・Macどちらが価格面でおすすめなの?

ここまで、価格面におけるWindows・Macの相場や主なおすすめPCなどを軽くご紹介してきましたが、では、価格面において、どちらをおすすめというべきなのかというと、それはユーザーの目的・予算によって答えが異なるとしか言いようがありません。
まず、WindowsPCの購入をおすすめしたいユーザーは、
- 少しでも価格を抑えつつ、オールラウンドにパソコンを使いこなしたい人
- ある程度高額でも構わないから、ゲーミングPCとしてしっかり使いこなせるこだわりの1台をカスタムしたいユーザー
のいずれかです。
一方、MacPCの購入をおすすめしたいユーザーは、
- どのPCを選べばいいかわからず、選択ミスして購入後に後悔したくないユーザー
- Macのネームバリューの高さを活かして、定期的にMacPCの買い替えを検討しているユーザー
- Apple独自で生み出したPCとして相性問題などのトラブルを極力回避し、長く安定した使い方を求めているユーザー
の3パターンが当てはまるかなと思っています。
もちろん、クリエイティブな目的でMacを購入するのも一つの理由として考えられますが、あくまで今回は、価格重視のものの見方ということなので、使用目的というより、価格に対してどのような考え方が好ましいかとニュアンスでそれぞれのおすすめを挙げてみました。
長く安定して使いたいというユーザーならばMacがおすすめですし、逆に、価格を抑えるか、多少高騰しても構わないのでこだわりの1台を作りたいユーザーはWindowsが最適だと思いますよ。
価格に対しての考え方もWindows・Macそれぞれ大きく異なりますので、是非参考に、ご自身にとっての最高の1台を購入してみてくださいね。
まとめ
今回は、価格面に焦点を当てつつ、Windows・Mac双方の価格相場やおすすめの機種(特にWindowsPC)をご紹介しながら、それぞれのメリット・デメリット、購入すべきPCはどちらなのかを簡単にまとめました。
結論、WindowsもMacもユーザーの用途によって、購入すべきPCが大きく異なり、とりあえず安価なPCをお求めならWindows、割高でも安定するPCを求めるならMacといったニュアンスで捉えると良いかもしれません。
ただ、いずれにしてもMacはWindowsほどカスタマイズ性能は高くないので、ゲーミングPCとしては不向きな点も…
その点も考慮しつつ、予算と目的に応じた最高の一台をご購入してくださいね。



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